2006年11月11日

無暖房住宅実証棟空気分析

今日は無暖房住宅実証棟の室内空気分析結果についての報告を。
今回の分析項目は24物質。測定は住宅内3ヶ所。

  • ”無暖房住宅実証棟”室内空気分析結果
    (μg/㎥)規制&基準値   リビング    和室    子ども室
    ホルムアルデヒド(100)  7.8 29 17
    アセトアルデヒド (48) 12 21 13

    上記のようにアルデヒド系は極めて良好。

    酢酸エチル 5.0 0.43 2.4
    酢酸ブチル 18 0.17 9.4
    ベンゼン             (3) 0.34 0.21 ND
    トルエン           (260) 51 2.9 14
    エチルベンゼン(3800) 8.4 1.1 4.0
    p-キシレン       (870) 0.58 0.50 0.24
    m-キシレン 0.76 0.92 0.37
    o-キシレン 0.66 0.92 0.30
    スチレン          (220) 1.6 3.6 0.48
    n-テトラデカン  (330) 0.73 0.65 0.64
    p-ジクロロベンゼン(240) 0.36 0.29 0.17
    ピネン 575 28.2 275
    リモネン 52 ND 23

    VOC系の中でリビングのみ木材からの放散が主体となる
    ピネン
    が大量に検出されています。
    トータルVOCの暫定目標値400(μg/㎥)を越えてしまっている。

    これは、床下コンクリートを乾かすため、ファンで強制的に室内へ
    床下空気を放出させていた期間だったためと考えられます。


    リン酸トりブチル 1.3 3.6 ND
    リン酸トリス(2-クロロエチル) ND ND ND
    ダイアジノン                (0.29) ND ND ND
    フェニトロチオン ND ND ND
    フタル酸ジ-n-ブチル     (220) 1.0 0.45 0.50

    クロロピリフォス             (1)

    ND ND ND
    リン酸トリフェニル ND ND ND
    フタル酸ジ-(2-エチルヘキシル)                            (120) ND ND ND
    リン酸トリトリル ND ND ND

    今回懸案だったリン酸系とフタル酸系の結果も極めて良好。

    今回の測定は比較的温暖な季節でした。
    これがもし一般住宅なら、
    ‥澳の暖房による局所高温ヶ所からの高い放散量リスクがある。
    夏期の日射侵入による高温ヶ所からの高い放散量リスクがある。

    無暖房の家なら、この季節によるこのリスク要因もかなり低く
    抑えられるのではと思われるが、

    はてさて、このリスク差を確認する手立ては・・・

    この冬の課題がまた一つ増えてしまったようです^^;

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この記事へのコメント
大共ホームさんの住宅はかなり高度な住宅ですね、しかもフタル酸、リン酸系も測定をしている会社は他にはないですから、私も家を建てるときは是非大共ホームさんにお願いしたいです、まさにロハスな家ですね。
Posted by 綾小路 歌麿 at 2006年11月12日 10:08
綾小路さん、はじめまして。
そんな大げさに言われると照れてしまいますよ。
こんな作業をしていれば何か発見できるかな、なんて程度。
かなしいかな奥深い世界ですよ^^;
Posted by 親方 at 2006年11月15日 15:34